Appleが約3年ぶりに新型iPod touch(第6世代)を発表しました。iPhone 6と同じ「A8」チップの搭載など大幅な性能アップとなっていますが、個人的には内蔵カメラが約800万画素(8メガピクセル)になったのが一番うれしいです。
A8プロセッサー搭載
iPod touch 6ではiPhone 6、iPhone 6 Plusと同じ64ビットアーキテクチャ搭載A8チップとM8モーションコプロセッサが採用されました。
iPhone 5sに搭載している「A7」より処理能力が最大で25%高速です。iPod touchだと第5世代では「A5」チップでしたので、かなりの処理能力アップとなります。
私が今持っているiPod touchは第4世代なので、CPUは「A4」チップです。
OSも「iOS 6」までしか対応していないので、TwitterやFacebookなどiOS7.0以上が必要なアプリは使用できません。
また、ウェブ閲覧やYouTube動画再生中にもアプリが落ちることも多いですし、最近のゲームはちゃんと動いてくれなかったりと不満だらけでした。
最近はパズドラ専用機となっていましたね。
第5世代が発売されたときに、すぐ購入していればよかったのですけど、そこまでのスペックアップでもなかったですし、その次に発売されるモデルで買い替えようと思っていたら、ウワサだけで全然発売されず。
もうiPod touchの新モデルは出ないというウワサもあったので、妥協して第5世代を買おうかと思っても発売から期間もだいぶ経っているし、今さらという感じが強くてずっと迷っていました。
iPod touch 6は3年ぶりの発売だけあって、前モデルからスペックは飛躍的にアップしているので迷う要素もなく、ようやく買い替えるときが来たという感じです。
前モデルよりCPU性能が6倍、GPUパフォーマンスは最大10倍速くなるので、これまでモッサリした動きに不満だった人も解消されることでしょう。
すでにiPhone 5sやiPhone 6を持っているユーザーからすれば、魅力がないかもしれませんが、AndroidスマホやガラケーにプラスしてiPod touchを持っているユーザーからすれば、念願の新モデル発売となりましたね。
サイズや重さ
サイズや重さは前モデル(第5世代)とほぼ同じで、iPhone 5sを薄く軽くした感じです。
iPhone 6は従来より大型化しましたが、iPod touch 6はコンパクト性を維持してくれたのは、ありがたいです。
ディスプレイについては、前モデルとサイズや解像度、コントラスト比など変更はありません。
第5世代よりRetinaディスプレイが採用されているので、十分に綺麗です。
カメラ、動画撮影
iSightカメラの性能で大きく変わったのは、画素数が500万画素からiPhone 6と同じ800万画素へとグレードアップしたことです。
第4世代から第5世代に買い替えなかった大きな理由は、カメラが500万画素止まりだったことなので、800万画素になってくれたことが一番うれしいです。
レンズの明るさがf2.2だったら言うことなしだったのですが、8メガピクセル対応になったことで満足できる写りになってくれると思います。
動画撮影機能については手ブレ補正、顔検出が強化されているので、iPhone 5sよりも綺麗な動画が撮れそうです。
その他にも無線LAN(Wi-Fi)のIEEE802.11ac、Bluetooth 4.1など最新の規格にも対応しており、従来モデルに比べて大幅にスペックが強化されています。
価格は税別で16GBモデルが24,800円、32GBモデルが29,800円、64GBモデルが36,800円、128GBモデル48,800円です。
電話機能こそありませんが、このコストパフォーマンスは魅力的ですよね。