初代から6sまで、歴代iPhoneのカメラ画質を比較した画像をご紹介します。
最新のA9チップ、初の1200万画素カメラ搭載で画質が綺麗であることはわかっているのですが、やっぱり過去のモデルと比較して見るとわかりやすいですね。
比較画像を掲載していたのは、カメラアプリ「Camera+」の創始者Lisa Bettany氏です。
鉄板カメラアプリとよく紹介されているので、私も持っています。
初代iPhoneと比べると画質の差が歴然ですね。
ただ、初めて800万画素カメラが搭載されたiPhone 4s以降の画質は、それほど差がないようにも感じます。
写真を拡大してみるとわかりやすいですね。
iPhone 6sのほうが、明暗がくっきりとしていて色彩も鮮やかに見えます。
iPhone 6の画質でも十分に綺麗と思っていましたけど、こうやって比較して見るとやっぱiPhone 6sの方が色目が濃く出ていて良い感じです。
Lisa Bettany氏は、画素数が800万から1200万にアップしただけでなく、A9チップによる画像処理性能の向上やオートフォーカスのスピード、色の再現性、暗所撮影時のシャープさが改善されているところが大きいと述べています。
iPhone 6sにも光学式手ぶれ補正を!
カメラの画質がこれだけ向上すると、ぜひとも搭載してほしい機能は光学式手ぶれ補正ですよね。
画質がいくら綺麗でも撮影時にブレてしまっていては意味がありません。
現状、光学式手ぶれ補正機能が搭載されているのは、大画面のPlusシリーズのみです。
iPhone 6 Plusでは静止画撮影の時だけ有効だったのが、iPhone 6s Plusでは動画撮影時にも光学式手ぶれ補正が可能となりました。
iPhone 6sのカメラレンズは35mm換算で焦点距離が29mmなので、どちらかというと望遠ではなく広角レンズです。
望遠レンズだと手ぶれを起こすことが多いですが、広角レンズなので写真を撮るだけだったら光学式手ぶれ補正がなくても、それほど問題にならないでしょう。
ただ、ビデオで動画撮影する時には光学式手ぶれ補正機能が抜群の威力を発揮します。
比較動画がありましたので一度見てみて下さい。
iPhone 6sの方は、かなりプルプルと動いてしまっていますよね。
撮影者が止まっている場合は大丈夫でも、移動しながらでの撮影では光学式手ぶれ補正があるとないのでは雲泥の差です。
動画撮影をメインで考えているなら、iPhone 6s Plusを選択した方が良さそうですね。
iPhone 6sではカメラが800万画素から1200万画素に、ビデオがフルHD(60fps)から4K(30fps)へとパワーアップされ、スマホとしては十分すぎるくらい綺麗な写真や映像が残せるようになりました。
でもブレてしまっては、せっかくの高画質も台無しです。
Plusシリーズとのスペックの違いをつける必要があるのでしょうが、これ以上画質が良くなっていくのであれば、ぜひとも通常サイズの4.7インチ版にも光学式手ぶれ補正を搭載してほしいものです。