Skype(スカイプ)を利用するには、Skypeがインストールされているパソコンが必要なのですが、ネットカフェやホテルなど自分以外のPCだと利用できないケースも多いと思います。ですが、米MicrosoftがWebブラウザで動作する「Skype for Web」ベータ版を発表したことにより、ブラウザ環境だけでSkypeのチャットや音声通話機能が利用できるようになります。
米Microsoftが11月14日(現地時間)に発表した「Skype for Web」は、今のところ少人数の招待制となっていて、段階的に展開していくとのこと。
招待されたユーザーは、ブラウザ(Internet Explorer、Chrome、Firefox、Safariの最新版)でSkype.comにサインインするとベータ版の利用可能という通知が表示されるようです。
ベータ版では、最初にプラグインのインストールが必要みたいですが、今後はそのプラグインも不要でSkypeの機能が利用できるようになるのだとか。
Skypeはパソコンだけでなくスマホでも利用が可能ですが、これまでは全てアプリをダウンロードしてインストールする必要がありました。
「Skype for Web」が提供されたことでアプリのインストールが不要となり、例えばネットカフェやホテルなどSkypeのクライアントをダウンロードできない場合でも、ネット環境とブラウザがあればSkypeを利用することが可能になります。
自分のパソコンでなくても気軽にSkypeが利用できるようになるのですから、これは便利ですね。現在はベータ版ということで、一部のユーザーしか使えませんが、早く誰もが使えるようになってほしいものです。
現状の対応OSは、Windowsの場合Internet Explorer 10、Google Chrome最新版、Firefox最新版で、Macの場合はSafari 6以降となっています。
source:ITmedia