Gmail150710-1[1]

Gmailに「送信取り消し機能」が正式に実装されました。

この機能を使うと間違ってメッセージを送信してしまっても、最大30秒までなら取り消すことが可能になります。

相手にメールが届いてしまったものは、残念ながら取り消すことはできませんが、メッセージを書いている途中で誤って送信してしまった場合などは、すぐに取り消すことができるので誤送信防止に役立ちます。

メールを送信した直後に「添付ファイルを付け忘れた!」とか「送信相手を間違えた!」と気づいた場合でも取り消して修正が可能なので便利です。

 


送信取り消し機能の設定方法

Gmailで送信取り消し機能を使うためには、設定で有効にする必要があります。

メール送信の取り消しGmailヘルプ

[送信取り消し] を有効にしておくと、入力ミスがあった場合や、誤ってメールを送信した場合に操作を取り消すことができます。この設定によって、送信直後のメールの取り消しを選択できます。

[送信取り消し] を有効にするには、

1.右上の「歯車のアイコン」をクリックし、[設定] を選択します。

2.[送信取り消し] までスクロールして [有効にする] をクリックします。

3.取り消せる時間(メールの取り消しを決定するまでの秒数)を設定します。

4.ページの下部にある [変更を保存] をクリックします。

Gmail Labsで [送信取り消し] を有効にしている場合、[送信取り消し] の設定はデフォルトで有効になります。

:ユーザーが取り消し操作を行えるように、Gmailではメールを送信する前に数秒間待機します。この制限時間内に [取り消す] を選択しなかった場合は、メールが送信されます。接続に問題があると、[送信取り消し] が機能しない場合があります。

設定が完了すれば、あとは通常通りにGmailを利用するだけで送信取り消し機能が有効になっています。

実際には、メール作成後に送信ボタンを押すと画面上部に次のようなメッセージが表示されます。

gmail-delete150710-2[1]

取り消したい場合は、[取消]をクリックすれば送信前のメール入力画面へ戻るので、メール自体を削除したり、本文を修正したりすることが可能です。

「取り消せる時間]で設定した秒数を過ぎると取り消しはできませんので、注意して下さい。5秒だと短いので、最大の30秒で設定するほうがいいでしょう。

取り消しの必要がなければ30秒後に送信されるだけですので、最大設定でも特に問題ないと思います。